日本悲願のティア1入りも…“ワンチーム”継続はWR会長次第

公開日: 更新日:

 従来は、一度、ナショナルチームに選ばれた選手は、他国の代表になれない規定があった。同会長は規定を改変して母国に加え、祖父や祖母にまで遡ってルーツのある国まで選択肢として認める方針を示している。

 この改革が実行されれば、最も痛手なのは多くの外国人選手が代表に名を連ねる日本だ。15年W杯メンバーをはじめ、日本国籍取得済みの選手であっても、母国での代表入りは可能となるためだ。

 すでに南半球最高峰リーグのスーパーラグビー(SR)に日本から参戦していたサンウルブズは今年を最後に除外が決定。TLに所属する外国人選手は、SRに活躍の場を求めるのは必至だ。

 SRで結果を残した選手は、母国を含めた他国の代表入りを選択する可能性も出てくるだろう。

 海外出身の選手を補強できず、純血のみの編成を強いられたら日本代表は弱体化しかねない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出