丸が引き金に? ハイペース巨人に“ケガ人クラスター”懸念
「開幕がのびのびになっていることで、選手のモチベーションの維持が難しく、頭では分かっていても、どうしても集中力が欠如すること。予想される過密日程による疲労蓄積などが挙げられます。これは全球団にいえる話で、巨人に限ったことではないものの、報道を見る限り、巨人はどこよりもハイペースで調整を進めている。すでに強度を上げた練習段階に入りつつあるわけで、故障の連鎖に気を配る必要があるといえます」
早ければ6月19日開幕で120試合の消化を想定している今季、各球団が懸念しているのは、前例のないシーズンで、一体どれほどの故障者が出るのかということだ。たとえ丸のケガは軽傷でも、これが引き金になるかもしれないというOBの指摘は、もっともである。