阪神藤浪に復活の予感 “自虐メール”にメンタル成長の片鱗
藤浪は新人年から3年連続2ケタ勝利を挙げるなど、高い能力がありながら、近年は極度の制球難によって成績が低迷。評論家からは、メンタル面の弱さを指摘されている。甲子園で四球を連発したり打たれたりすれば、満員のスタンドは大きなため息に包まれ、時には罵声を浴びることもある。これが藤浪をさらに追い詰めていたフシもあったが、コロナ騒動によるバッシングは、甲子園のそれをはるかに超えたものだったはずだ。
コロナ騒動によって弱点が鍛えられたとすれば、藤浪にとっては大いにプラス。勝負の年となる今季、一味違う姿を見せることができるか。