一方の小林は、自慢の強肩を生かした高い盗塁阻止率などで投手陣の信頼を得ている。そうなると、1日の西武戦に、「6番・一塁」で出場することが決まっている中島宏之(37)にも火の粉が降りかかる。
「事実上、レギュラーが決まっていない最後の1枠は、小林の肩を含めた捕手力と一塁の最有力候補・中島の打撃力の争いです。キャンプからずっと好調をキープしている中島が、少しでも調子を落とすようなら、捕手には小林が入り、大城がキャッチャーミットからファーストミットに持ち替える可能性は十分あります」(前出の関係者)
好調をキープする37歳のベテランも油断は禁物である。