不運のロッテ福田 肩に死球で骨折離脱で弱点克服先延ばし

公開日: 更新日:

 不運の極みと言っても過言ではない。20日に右肩甲骨の亀裂骨折が判明し、二軍落ちとなったロッテ福田秀平(31)。16日の巨人戦で死球を食らった際のケガだという。

 昨オフ、FA権を行使し、6球団による争奪戦の末、4年総額6億円ともいわれる金額でロッテに入団。控えだったソフトバンク時代から心機一転、外野のレギュラーとして期待されていた矢先だった。もともと、ケガの多い選手だったとはいえ、練習試合のさらに追加試合のアンラッキーでは泣くに泣けない。

 ソフトバンクOBは「これで福田の“課題”はまた先送りになってしまった」と、こう続ける。

「福田は走攻守の三拍子が揃った外野手。バランスよくまとまっており、能力だけを考えれば、控えに甘んじる選手ではない。それがレギュラーに定着できなかったのは、ひとえにスタミナ不足、1年間戦える体力がなかったからです。スタメンで起用すると、最初の数試合はいい働きをする。ところが、出場を続けているとだんだんと疲労が蓄積、打撃が尻すぼみになり、登録抹消……というのが恒例だった」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇