巨人戦も持ち越し 阪神がはじく甲子園3戦連続中止の皮算用
ちょっと無理すればできたんじゃないか?
そんな印象を抱いたのが、8日の阪神―巨人戦だ。確かに巨人が打撃練習をしている頃はドシャ降りの雨が降っていたが、午後4時過ぎには雨はピタリとやみ、6時半時点ではグラウンドの水も引き始めていた。阪神園芸の整備技術をもってすれば、1時間もかからず試合はできたのではないか。試合開始予定10分前の天候不良による中止発表が悔やまれる。
6日の予備日に組まれていた広島戦も雨天中止。阪神は2年ぶりに3試合連続で中止になった。巨人戦2試合は9月7日と10月5日に設定されている予備日に組み込まれる可能性がある。
これで9月から10月にかけて13連戦が2度組まれることが濃厚になったが、屋根のない甲子園のこと。この先も数試合が中止になれば、さらなる「超過密日程」は避けられない。
セのアグリーメントでは14日間連続で試合を行わないことになっている。シーズン終盤はほぼ休みはなくなる。ケガ人が続出し、チームは今以上にボロボロになるかもしれない。