鈴木尚典さん 横浜の名スラッガーはBCリーグ監督で奮闘中

公開日: 更新日:

「神奈川以外のチームだったら断っていた」

 生まれは静岡県浜松市だが、高校は名門・横浜高校。プロ現役はベイスターズ一筋で18年も活躍した。08年の引退後もベイスターズのファームチーム「湘南シーレックス」の育成コーチ、打撃コーチを歴任。11年からはベイスターズ職員となり、NPO法人ベイスターズ・ベースボールアカデミーで後進育成に努めてきた。“神奈川愛”は人一倍強い。

「これまでお世話になった方々への恩返しのつもりで監督を引き受けました。神奈川以外のチームだったら、断っていたでしょう」

 20年のチームスローガンは「未来へ翔く夢への一歩」。

「目標はどこのチームも達成できていない『史上初の初参戦、初優勝』。守りももちろん大切ですが、攻める野球を大切にしていきたい」

 現役時代、応援団が掲げた横断幕には「球道一心」の文字が躍動していたのを思い出す。

 囲み取材が終わり、最後に聞いてみた。帰宅したら、おいしいお酒が飲めますね?

「僕は一切、お酒を飲まないんです。おいしいご飯をたらふく食べる。それが楽しみなんですよ」

 今月25日と8月1日の2週連続でTBS系のドキュメンタリー番組「バース・デイ」で特集が予定されている。

(取材・文=高鍬真之) 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」