G・丸外しで露呈 原監督“V9川上”超えに前のめりな冷徹采配

公開日: 更新日:

「過去の原政権では、三顧の礼で迎えたFA選手のあの小笠原道大もスタメン落ちの屈辱を味わわされたし、村田修一も開幕4番を務めたシーズンに8番まで打順を降格させられた。この日で通算勝利数を1036勝とした原監督は長嶋茂雄終身名誉監督を抜き、V9の川上哲治監督の1066勝も今季中に超える。今のコーチ陣はすべて年下で、編成権も含めた全権監督を認めた球団も監督の顔色をうかがっているような感じ。苦言を呈するような人間は球団内部にはほとんど存在しないから、善し悪しは別として、原監督がやりたいようにやれる態勢だ。選手は原野球の駒、という雰囲気がいよいよ色濃くなるんじゃないか」(前出の巨人OB)

 この日は、プレーボール直後の初回の無死一塁で2番の坂本勇人が送りバント。七回1死二、三塁の場面で代打に登場、二ゴロに倒れた丸も含めて、巨人ナインはプライドを横に置いてグラウンドに立つことになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動