G・丸外しで露呈 原監督“V9川上”超えに前のめりな冷徹采配
「過去の原政権では、三顧の礼で迎えたFA選手のあの小笠原道大もスタメン落ちの屈辱を味わわされたし、村田修一も開幕4番を務めたシーズンに8番まで打順を降格させられた。この日で通算勝利数を1036勝とした原監督は長嶋茂雄終身名誉監督を抜き、V9の川上哲治監督の1066勝も今季中に超える。今のコーチ陣はすべて年下で、編成権も含めた全権監督を認めた球団も監督の顔色をうかがっているような感じ。苦言を呈するような人間は球団内部にはほとんど存在しないから、善し悪しは別として、原監督がやりたいようにやれる態勢だ。選手は原野球の駒、という雰囲気がいよいよ色濃くなるんじゃないか」(前出の巨人OB)
この日は、プレーボール直後の初回の無死一塁で2番の坂本勇人が送りバント。七回1死二、三塁の場面で代打に登場、二ゴロに倒れた丸も含めて、巨人ナインはプライドを横に置いてグラウンドに立つことになる。