大谷の来季年俸を予測「野手・二刀流・投手」最も高額は?
「日本のプロ野球の年俸が前年の成績に対する評価だとすると、メジャーは翌年の期待料という意味合いが強い。そこへいくと大谷は今回の離脱も含め、投手としてシーズンを通して投げた経験がない。そもそも投手は野手以上に故障リスクが高いうえに、大谷は故障が多いことを加味されるわけですから、自然と来季への期待料は抑えられてしまいます」
二刀流の大谷は普段から、投手と野手、両方の調整をしている。野手と一緒に打撃練習をした後に、投手としての調整を行う。単純に考えて他の選手の倍の練習をこなしているわけで、ひとりポツンと球場に残ることも珍しくない。他の選手より多くの汗を流しながら、しかし、その努力は報われそうもない。
それどころか「二刀流の大谷と契約を結ぶのは、球団にとって先物取引のようなもの。二兎を追う者……となりかねず、懸念材料となってしまう」(鈴村氏)のだ。
■野手専念なら30本、100打点も
二刀流選手として今回の故障は金銭面でもダメージを受けそうだが、仮に野手に専念した場合はどうか。