大谷の来季年俸を予測「野手・二刀流・投手」最も高額は?

公開日: 更新日:

 マドン監督が「いまのところ、ケガが打撃を妨げる状況とは聞いていない」と話しているように、残りシーズンは肘の状況を見ながら野手に専念することになる。というか専念せざるを得ない。嫌でも打者としての真価が問われるのだ。大谷が野手に専念した場合の年俸について、前出の鈴村氏はこう言った。

「大リーグは投手より野手の方が年俸水準が高いうえ、大谷は打者としての評価が高い。それだけに野手に専念すれば単年760万ドル以上になるはずです。昨季は打者として106試合で18本塁打、62打点、一昨年は114試合で22本塁打、61打点でしたが、打席数が増えて、なおかつ投手としての負担がなくなる。それを加味すれば30本、100打点も見込めます。球団が確実性のある方に投資するのは当然のことです」

 逆に投手専念なら来季年俸は「300万ドル(約3億2000万円)くらいが妥当」(鈴村氏)というから、メジャーの先発投手としては並以下の評価に過ぎない。「二刀流」とはいえ、大谷の投手と野手の評価には雲泥の差があるということが今回のケガで改めて証明されたわけだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!