巨人澤村放出は“厄介払い”…それでもロッテで復活する根拠

公開日: 更新日:

「トラブルメーカーでしたからね。首脳陣も球団も手を焼いていたのは事実。ここ数年、トレードのウワサが絶えませんでした」(巨人OB)

 巨人の看板選手のひとりとなりながら、入団2年目の12年に人身事故を起こしたのを皮切りに、14年には六本木のクラブで痛飲した末に一般男性とトラブルを起こして暴行の被害届を出される事態に。それが日本シリーズ進出をかけた阪神とのCS直前の蛮行だっただけに、球団が怒り、呆れたのも当然だった。

「決定的だったのは、17年の施術ミス騒動です。右肩痛の理由が球団トレーナーによるはり治療だと主張し、球団に謝罪を要求。当時の鹿取GMと球団社長が事実と認めて公表、頭を下げた。澤村は被害者だったにもかかわらず、『仲間である球団トレーナーの立場を無視して、いたずらに騒動を大きくした』とチーム内で白い目を向けられ、完全に浮いた存在になってしまったのです。澤村にとっては気の毒な話でしたが、過去のトラブルもあってか、彼をかばう声は少なかった」(前出の球団OB)

 にもかかわらず、18年秋には原監督からの先発再転向指令を拒否、そして、昨年4月にはまたぞろ、新宿の歌舞伎町で泥酔した揚げ句、エレベーターに乗り合わせた一般男性の首をつかんで壁に押し付ける暴力トラブルを起こしていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い