ロッテで剛腕復活! 澤村の反骨精神に火をつけた4人の名前
今季は二軍監督として「このままでは終わってしまう」と三軍降格を命じた。前出の高橋氏は「中大の先輩、後輩の関係で、時には厳しく当たられ、萎縮しているようにも見えた。澤村の場合、メンタル面に大きく左右されるところがある。これからはロッテで自由に投げられるのではないか。持っている能力は高いですから」と期待する。
トレードが決まり、「教え子という立場で一番話した選手かもしれない。笑ったり、時には涙を流した」とコメントした原辰徳監督(62)の存在は言わずもがなだ。
「原監督が先発からリリーフに転向させようとした時、一度は断固拒否。後に転向したが、最近は先発転向も断っている。全権を持つ原監督の命令にノーと言える選手なんて澤村くらい。チーム内では『空気が読めない』と陰口を叩かれましたが、原監督を見返したいという気持ちは強いと思う」(巨人関係者)
結局、原監督に見限られた格好。反骨精神を武器にここまできただけに、新天地で改めて才能を開花させる材料は揃っている。