言うまでもないが、名門の一員であることにあぐらをかき、のんべんだらりと過ごしていては、南野自身のサッカー人生は一気に先細っていく。
「かつて日本代表MF中田英寿が所属したイタリア・ペルージャを取材した際、大金で引き入れられながら外国人選手枠の関係で出場見込みのない助っ人選手が、明らかに手を抜いて練習していた。英プレミアの強豪アーセナルに移籍した日本代表MF稲本は二軍リーグに出場した時、チームプレーを優先して自己アピールを怠り、トップチームでは出番がほとんどなかった。南野は彼らを反面教師としてほしい」(六川氏)
リバプールの練習場ではギラギラとした目で猛烈アピールすべし、である。