最下位オリ補強ぬかりなし ソフトバンク長谷川獲りの勝算

公開日: 更新日:

ソフトバンクの長谷川がFA権を行使した場合、イの一番で獲得に乗り出す方針です。長谷川は今季、29試合出場で打率・224にとどまりましたが、巨人との日本シリーズ第3戦では、満塁のチャンスに代打で出場。一、二塁間の打球で一塁にヘッドスライディングし、紙一重のタイミングでアウトになると、地面を拳で叩いて悔しがった。オリックスは負け慣れていることもあり、選手の勝利への執念が足りない。常勝チームとしてのイズムを叩きこむ上でも、長谷川はうってつけの存在です」

 さらにオリックスは今季限りで阪神を退団した能見の調査も継続中。41歳を迎えた今季も速球の最速は149キロをマーク。通算104勝の実績もさることながら、先発、中継ぎ両方の経験がある。共に自主トレを行った岩貞、梅野、大山が揃って開眼するなど、コーチングの能力もありそうだ。

 ベテランがチーム底上げに貢献しつつ若手が育ってくれば、徐々にチーム力は上がるはず。数年後には、パの台風の目になるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…