コロナ禍でロッテがキャンプを…石垣島の人たちの心境は?
ロッテは例年通り、沖縄・石垣島でキャンプイン。一、二軍の選手、コーチ陣、チームスタッフを含めて総勢100人以上が同地で汗を流す。1日は練習に先立って行われたセレモニーで中山義隆石垣市長が「無観客だが市民、全国のファンと全力でバックアップしたい」と歓迎の言葉を述べたが、この島も新型コロナの感染者が出ており市役所のホームページでも1月29日までは陽性者が確認されている。沖縄県は先月20日から独自の緊急事態を宣言。2月7日まで県内全域で不要不急の外出・往来自粛が求められている。22日からは飲食店を対象に午後8時までの時短要請も行われている。コロナ禍で行われるロッテキャンプについて市の職員と医療関係者に聞いてみた。
■石垣市役所Aさん
――1日からロッテのキャンプが始まります。
「島では毎日1~4人が感染しています。医療体制がそれほど充実していないので、危機感を持っています。ロッテが来ることは、私個人としては、プロの団体さまなのでしっかり対策をしていらっしゃると受け止めているのですが……。市民の方は、無観客ということなので、(市民の行動を)信じたいです」