大谷と有原の意外な一面 元日本ハム“大谷の同期”が明かす

試合前に談笑する大谷（右）と有原（Ｃ）共同通信社

　９歳の年齢差を埋めたのは携帯ゲームと恋愛の話題だった。

「翔平はゲームが好きで、（対戦型ゲーム）『クラッシュ・ロワイヤル』でよく盛り上がりました。ゲームに関してはまあまあ強い、くらい。あのゲームは頭脳戦なので、僕の方が強かったですね（笑い）。恋愛の話では『結婚するなら年上がいい』と言っていましたね」

　うわさ通り、酒は飲まない。それより驚いたのは、食事量だった。

「普通の人より少し食べるくらいで、体が大きい割には食は細かった。あいつの方が何倍も稼いでいるのに、焼き肉店に行くと『これ、全部カキさんのおごりですよね？』とニッコリ。もちろん年上なので僕が払っていました」

■おとなしい性格の有原はマウンドで豹変

　一方、有原はかなりの大食漢だったという。

「入団してきたときから体も顔もデカくて、翔平と違ってすごく食べる。いつまででも食べ続けられる感じ。本人もそう言っていました。大食いタレントのギャル曽根みたい？　そう、ギャル原でした。脂肪を落とすために自分で制御したり、シーズンによって食べる量を変えていましたね」