阪神梅野が国内FA権 争奪戦必至でフロントいまさら冷や汗
■昨オフは単年提示も
とはいえ、梅野は昨オフの契約更改で増額は1000万円にとどまり、1.1億円の単年契約を結んだ。阪神周辺では「FA宣言は必至だ」との声も出た。阪神OBが言う。
「普通は翌年のFA権取得を視野に入れ、複数年契約を提示して誠意を見せるもの。しかし阪神は、梅野に単年契約しか提示しなかったと聞く。これが残留交渉のハードルを高くしかねません」
来月で30歳を迎える梅野はまだ若く、争奪戦に発展すれば「契約期間は3~4年、年俸2億円以上の攻防になるだろう」とは、前出の編成担当だ。
「フロントがしっかりと誠意を見せなかったことで、梅野に対して札束を積んで引き留めるしかないという事態が予想される」(前出のOB)
それでいい契約が取れるなら、梅野にとっては願ったりかなったりかもしれないが……。