大谷は話題の「スピンレート」大幅上昇 要因は中指にアリ
これはもちろん、多くの投手が使用している異物の効果によるものではない。
「大谷の回転量が増したのは、もともと手が大きく指が長いということもありますが、メジャーのボールとマウンドに慣れてきたのでしょう。さらにメスを入れた肘の不安も解消され、腕も振れるようになった。大谷の力量からすれば、メジャートップクラスの回転量を記録しても不思議ではありません」(Jスポーツメジャーリーグ中継で解説を務める評論家の三井浩二氏)
大谷の意識改革も無視できない。今季は「スピンレートの向上を目指している」と話したことがあり、これまで以上に指のかかり具合に注意を払っている。オープン戦から4月中盤にかけて中指のマメに悩まされたのもその影響とみられる。