どこまでも大谷翔平!特別ルールで米国最大スポーツ専門局も動かした…リアル二刀流で球宴初勝利
エンゼルス・大谷翔平(27)が、また一つ歴史の一ページに名を刻んだ。
日本時間14日のオールスターに史上初のリアル二刀流で出場し、投げては最速161キロをマークして1回0封で勝利投手に。2打数無安打と、バットで見せ場はつくれなかったが、球宴初出場で初白星を手にした。
今回、MLBは特例として先発登板し、DHで打席に立てる「大谷ルール」を適用した。
晴れの舞台でリアル二刀流を実現させた大谷は「いい経験をさせてもらってありがたい。ルール自体も変えてもらい、2打席立たせてもらって感謝している」と笑顔で話した。
開催地デンバーで会見したMLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは大谷について触れ「信じられないパフォーマンス。彼がやってきたことはこれまで語り尽くされていて、言葉が見つからない」と絶賛した。
MLBには歴史的な偉業を達成した選手らを称える「コミッショナー特別表彰」制度がある。2004年にシーズン最多安打記録を更新(262本)したイチローが表彰されたように、今季の大谷も特別賞受賞に値するだけのパフォーマンスを発揮している。