「2025年からは協会がツアー主催、冠料1大会4億円を協賛会社に請求」の構想に大会主催者が大困惑
■女子プロには具体的な明細提示はナシ
日本女子ツアーの将来を大きく左右する重要事項にもかかわらず、会員である女子プロには、何の説明もされていない。
かつて放映権問題でベテラン女子プロが執行部にどうなっているのか問いただした時に、「マスコミが勝手に騒いでるだけでウソよ」と真実を伝えなかった。そんな閉鎖的で、情報を公開しない体質がずっと続いている。
「本来なら公認競技廃止に関して理事会でどういう話し合いが行われて、理事の誰が反対して、誰が賛成したのか。それとも全員が賛成したのか会員である全ての女子プロに伝える義務が執行部にあるはずです。小林浩美会長には誰も異を唱えることができないと聞いています」(別の大会関係者)
丁寧な説明もなく、一方的な「公認競技廃止に同意して欲しい」に反発する大会主催者が「女子ツアーから撤退する」となったら、だれが責任を取るのか。JLPGAには主催者、女子プロ、そしてファンにも説明責任があるはずだ。