紀平梨花が五輪テスト大会に出場 スケーターを惑わす「北京の氷」にだまされるな…10.13開幕
来年2月開幕の北京冬季五輪で金メダルを狙う女子フィギュアスケートの紀平梨花(19)が五輪のテストイベントであるアジアンオープントロフィー(10月13日開幕=北京)へ出場することが決まった。
スケートカナダ(同29日~=バンクーバー)でGPシリーズ初戦を迎える紀平にとっては今季初の国際大会となる。
五輪本番の会場で行われるアジアンオープントロフィーでは、リンクや氷の感触を確認することになるが、得意のジャンプで用心するに越したことはない。
■「感触が良くて滑りやすい」
GPシリーズの一大会である中国杯を開催していることもあり、同国のリンクに張られる氷の質の高さには定評がある。これまで中国杯に出場した多くのトップスケーターが「感触が良くて、本当に滑りやすい」と口を揃えている。
北京のリンクは氷が軟らかい上に、弾力があることから、ジャンプが跳びやすいことで知られる。跳ぶ際の踏み切り、タイミングが多少狂っても高さが出るだけに、高得点につながりやすいという。