巨人は今季「補強組」上積みゼロ…原監督トップダウンの弊害で球団の損失なんと30億円!

公開日: 更新日:

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言う。

「優勝を争っている阪神では、ドラフト1位の佐藤輝が前半戦に打撃面でチームを引っ張ったし、6位の中野は遊撃のレギュラーに定着している。他にも広島の抑えを務める栗林、DeNAの牧、日本ハムの伊藤、楽天の早川といった新人が豊作の年。巨人だけが貧乏くじを引いている気がしてなりません」

 さるチーム関係者が話を引き取る。

「昨年のドラフトで佐藤輝の抽選を外し、いざ外れ1位となった時、亜大の平内を強く推したのは原監督です。外国人補強も例年より意向が強く反映されたし、山口や中田の獲得に至っては、ほとんど鶴の一声で入団が決まりましたから」 

 昨年のドラフト直後には「非常にスケールが大きい。来年(2021年)は先発の一角になるぐらいの素晴らしい投手」と手放しで喜んでいただけに、ファンの失望も大きいだろう。

 新メンバー全員の年俸、契約金などを合計すると、損失額は25億円を超え、30億円近くに上る。前出の高橋氏がこう言った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末