ヤクルト奥川9勝目でM11点灯! 98.1回で9四球「与四球率0.83」精密制球の正体
「奥川は変化球の使い方がうまくなったし、リリースポイントが安定している分、投球ミスが少ない。質のいいボールを投げ続けることができるし、修正能力も高いので大崩れしないのです」(ヤクルトOB)
この日も、ストライクゾーンギリギリのコースに投げ込み凡打の山を築いたし、ボールが浮き、シュート回転し始めた中盤も修正して何とか踏ん張った。奥川自身、プロ入り前から自分のリリースポイントでしっかり投げることを意識してきたという。
今季の残り試合で2ケタ10勝に到達、チームも優勝すれば、新人王獲得のチャンスは十分にある。