DeNA1位・小園健太“肉体改造”の源は…一日5合「朝食、昼食、補食」の母特製3点セット
一方、優佳さんは食生活を担った。朝5時半出発のため、朝食も「テークアウト」。毎朝、朝食、昼食、補食のすべてを持たせた。
「お米は夕食も入れたら健太だけで一日4~5合くらいあったと思います。でも、もともと漫画みたいにガツガツ食べる子じゃないので、食べるのが苦痛な時期もあったみたい。2年生の冬のトレーニングの時期はセンバツ前の追い込みもあって、体を大きくするためにとにかく量を食べなきゃいけなかった。いつも『体重を90(キロ)に乗せなアカン』と言っていて大変やったと思います。その時期はおにぎりの数も大きさも増えて、お米は普段の1.5倍くらい。秋の大会後から比べると、5キロくらい増えました」
■高校入学時から体重15キロ増
市立和歌山は寮がなく、食育指導者が選手の家族へ食事へのアドバイスを行う。「ご家族との連携なくしてはできない」と言うのは半田真一監督(41)だ。
「小園は3年間で筋肉量が圧倒的に増えました。ボディーバランスが良くなって、最終的には体重94キロくらいまでいった。入学してから15キロくらいは増えましたね」