二転三転ジョコビッチ入国許可も…全豪出場なら他の選手たちは戦々恐々?

公開日: 更新日:

「政府の措置に合理性がない」とのことだ。

 10日、新型コロナのワクチン未接種を理由にビザを取り消され、豪州への入国を拒否されていた男子テニスのジョコビッチ(34)を巡り、豪州の裁判所が入国を認める判決を下した。

 これにより、ジョコは17日に開幕する全豪オープンへの出場が可能になるが政府は裁判所の判決に反発しており、先行きは不透明だ。

 ジョコビッチといえば、コロナ禍における“奇行”で何かと物議をかもしている。2020年6月には自らチャリティー大会を主催。参加選手から多数のコロナ感染者を出した上に、ツアー中にナイトクラブに繰り出していた。今回の焦点となった「先月中旬の感染歴」にしても、陽性判明の日とその翌日にノーマスクで母国のイベントに参加していたと海外メディアが報じている。

 そんな男の出場が認められれば、他の出場選手はコロナをうつされたらたまったもんじゃないと思っているのではないか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…