DeNAドラ3粟飯原が秘める驚きのポテンシャル 「ホームラン打者になりたい」と意気込み
「ホームランを打つと1人で点を取れますし、チームのモチベーションも上がる。自分も自信を持てます。ホームランをいっぱい打てるようになりたいです」
18日の新人合同自主トレで、DeNAのドラフト3位・粟飯原龍之介内野手(17=東京学館)がホームラン打者への意気込みを口にした。
身長180センチ、体重85キロ。父は元高校球児で、母も高校時代にバレーボールで関東大会出場歴があるスポーツ一家。幼少期から水泳やバスケットボール、バレーなどを経験し、東京学館への進学を機に小1から始めた野球に専念。通算33本塁打をマークするなどプロから「大型遊撃手」として注目を集めていた。
50メートル走5.9秒の脚力もさることながら、最大の武器は打撃だ。粟飯原は「握った感覚が良かった」と、巨人・中田翔モデル、広島・長野久義モデルの2種類のバットを用意。いまは中田モデルを試用している。
遊撃は19年ドラ1の森敬斗(19)がレギュラー定着を目指している。粟飯原が持ち前の打撃を磨いて2人でレギュラー争いをするくらいになればチームの未来は明るい。