17歳木原美悠が全日本ジュニアで悲願V! 実父が明かす天才卓球少女の原点

公開日: 更新日:

 27日の全日本卓球ジュニア女子シングルスで初優勝の木原美悠(17)。初戦から全試合ストレート勝ちの完全制覇だった。

 兵庫県出身の木原は10歳のとき、史上最年少でのジュニア全日本出場が決まり、「スーパー小学生」として一躍有名に。それまでの最年少記録は2012年に出場した伊藤美誠(21)の11歳2カ月だった。3年前にはやはり史上最年少の14歳で一般の部の準優勝。幼い頃から天才卓球少女として注目されてきたが、意外にもジュニアでは無冠だった。

 木原が卓球を始めたのは4歳のとき。姉の茉鈴さん(26)、兄の翔貴さん(24=女子ホープスナショナルコーチ)が卓球をやっていたこともあり、同じ道に進んだ。元卓球選手だった父、博生さん(51)は泣きわめく娘にも厳しく指導を続けた。

 博生さんが言う。

「美悠は卓球がホンマ嫌いやったと思います。昔は僕がめちゃくちゃ怒りながら、時には叩きながら教えていた。お兄ちゃん、お姉ちゃんも卓球をやっていて、美悠こそ日本一にするんだという気持ちが強かったのもあり、一番厳しくしていたかもしれません。美悠が泣きながら『やめる!』と言ってきた時点で、それを僕が許さず、その後も『嫌だ』と言えない雰囲気にしていた。それでも、誰よりもセンスがあるというのは感じていた」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった