マスク投げて骨折…森友哉よ、強靭な自制心を持ったプロ野球選手になれ!
などと瞬間的に頭を巡らして自制心を働かせると思うか森友哉が?
いや、強靱な自制心を持った選手は実在する。カープのエース大瀬良大地! 2017年9月、5回3分の2で交代させられてベンチへ戻り、悔しさにグラブを叩きつける寸前に、グッとこらえた(それも3度も!)。だから見てみい、大瀬良を悪く言う人がいるか?
長嶋茂雄終身名誉監督は初采配の年、作戦がことごとく裏目に出るベンチで、目の前のパイプ椅子を蹴り上げては手で戻し、蹴り上げては手で戻した。ものが言えないパイプ椅子さんでさえ長嶋さんを悪く言えなかった(だって、パイプ椅子さんはものが言えないのだから)。
森友哉よ、強靱なる自制例もあるのだ。禅寺に入れとは言わんから人生を学べ。怒りが高じて大阪桐蔭の某先輩のごとく、ニンゲンに当たる前に。