<26>講演会の“テッパン”ネタはメダルとトップ選手と橋本聖子さん
私の話は原稿がない。引退後に富士急行で作ったパワーポイントの講演資料をもとに話すのが基本の流れだが、予定された時間によって、一部をカットしたり、アドリブを入れることもある。話し終わってから、「あれを言えばよかった……」と反省することもしばしば。反応が薄く、聞いている人たちの共感を得られなかったなと感じることもある。
そういうときは、遠慮なく小平奈緒選手や高木美帆選手の名前を出して気を引いてみる。ベテラン率が高いときは、橋本聖子さんの名前も効果的だった。
■オンライン初挑戦で気になるのは…
最近は新型コロナの影響もあり、オンライン講演会の依頼が増えた。相手の顔が見えないという不安もある半面、勉強の意味も込めてチャレンジする予定だ。近々、栃木の銀行からの依頼でオンライン講演をやることになった。支店や店舗にライブ配信で視聴できるようにするらしい。それって在宅勤務だと職員の家族の方々にも見られるってこと? 何だか、ちょっと恥ずかしい。自宅でご飯を食べながら片手間で見られるのも複雑な気分になる。
宇都宮餃子をつまみながらの視聴はご遠慮ください(笑い)。