渋野日向子が米ツアーでの勝利をつかむにはグリーン上の精度アップが不可欠
体調や移動疲れ、気温によって微妙に感覚が狂います。それだけパッティングは繊細であり、いつも同じようにストロークできないのです。
さらにLPGAツアーは試合が開催される地域によって芝が違い、転がりは一定ではありません。グリーンの速さやクセを早くつかんだプロが上位争いに絡んできます。グリーンの特徴をつかめなければ成績もついてきません。もちろん、勝つプロは緊張した中でもボールを曲げず、アプローチは確実に寄せて、パットを決めてきます。スキのないゴルフを目指さなければいけません。
いま渋野は好成績が続いて、勝つチャンスが近づいています。次の試合が早くやってこないかと、待ち遠しいでしょう。
しかし、休みを取ることも大事です。ゴルフと離れてショッピングや観光を楽しむなど、試合会場と離れたところに身を置くと、新鮮な気持ちになってゴルフに集中できます。試合日程にメリハリをつけるといいでしょう。ケガをしないこと。そして、いつでもベストな状態で戦える準備が大事です。