ロッテ佐々木朗希の恐るべき“野球脳”! 鷹打線の「直球狙い」を即修正し逆に緩急で翻弄

公開日: 更新日:

■末恐ろしい

 この日は球数制限によって6回91球で降板。その後、同点に追いつかれて勝ち負けはつかなかったが、11三振を奪い、1失点の好投を見せた。

 佐々木朗希は高校時代から、打者への洞察力も優れているといわれてきた。打者が直球を待っているのか、変化球を待っているのかを察知するだけでなく、打者に応じて力の入れ具合に強弱をつけている。

「160キロ超の直球と140キロ台後半のフォークだけでも十分に勝負できるのに、自分自身で考えながらカーブやスライダーでスピードに変化をつけ、打者の目線を変えようと工夫しているんだから、まさに逸材。しかも普段から全力投球ではなく、体への負担を考えて力を抑えながら投げてもいる。その分、制球も安定するので、ベースの手前でワンバンしたり、ストライクゾーンから大きく外れる球が非常に少ない。まだ20歳だというんだから末恐ろしい投手です」とは、高橋氏だ。

*この記事の関連【動画】もご覧いただけます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末