3位転落の巨人をジワリ蝕む“四球&一発病”…頼みの守護神・大勢の初黒星より実は深刻

公開日: 更新日:

 巨人のドラフト1位ルーキーで守護神を務める大勢(22=関西国際大)が初めてやられた。

 前日に首位を奪われた8日のヤクルト戦。1点リードの九回だ。ここまで両リーグ単独トップの12セーブを挙げている大勢がマウンドへ上がったものの、1死から中村に二塁打されると、塩見の内野安打で一、二塁。続く山崎に初球の155キロをはじき返され、左中間へ逆転の2点二塁打を許した。ヤクルトとの首位攻防3連戦で3連敗。今季ワーストタイの4連敗となり、1.5ゲーム差をつけられた。

【写真】この記事の関連写真を見る(13枚)

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう指摘する。

「問題は大勢ではありません。巨人の投手陣はこの日も8つの四死球を与えた。1失点の先発・高橋は五回に青木に二塁打されて交代を告げられてエッ⁉ という表情でしたが、その前に投手のサイスニードに四球を出したことを原監督に問題視されたのです。七回には今村が2四球と1死球で満塁のピンチを招いて失点した。チーム全体で与四球が多過ぎます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由