巨人・中田翔を脅かす高卒2年目“愛弟子”の影 救世主か最後の一軍生活か…残り2週間

打ちまくるしかない（Ｃ）共同通信社

「一軍の首脳陣が本当に上げたがっているのは、高卒2年目の秋広優人（19）です。ことあるごとに『秋広はどうした？』と状態を気にかけている。4月22日に中田が抹消された際も、代役として秋広の名前が挙がったが、小笠原コーチら二軍首脳陣が重点指導中で『まだ調子が上がっていない。時期尚早』と状態の良かった香月を推薦した。今回は中田に白羽の矢が立ったものの、あるいはこれが最後のチャンスかもしれない。秋広は今、左翼の練習に取り組んでいて、急速に上達している。送球に難のあるウォーカーをDHで使える交流戦から秋広を一軍に上げるプランもあります」

　中田は秋広に志願され、今年1月に合同自主トレを行い、ともに体重の増量に取り組んだ師弟関係だ。

　セ・パ交流戦の開幕は今月24日。もし中田が「救世主」になれなかった場合、秋広と入れ替わる可能性もあるが、愛弟子にとっても気分は良くない。いずれにせよ、中田は交流戦までの2週間、打ちまくるしかないのである。