今季の雄星は対左打者に強み発揮 カモにされていたエンゼルス大谷との再戦で返り討ち?
エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間28日のブルージェイズ戦のスタメンを外れた。ベンチスタートは今季3度目。
前日はリアル二刀流で出場し、6回を6安打5失点で3敗目を喫し、打っては2打数無安打1三振。腰の張りを訴えて八回の第4打席で代打を送られた。大谷は患部の状態について「明日になってみないとわからない」と話していた。ジョー・マドン監督によれば、代打での出場は可能で、この日は大事をとってベンチ待機となった。
今回のブルージェイズ4連戦では昨季、本塁打王を争ったゲレロとの対決に加え、花巻東高の先輩で、29日に登板予定の菊池雄星(30)との再戦が控える。
大谷は先輩左腕に対して昨季まで12打数4安打の打率.333、2本塁打、2打点。2021年まで同じア・リーグ西地区のマリナーズに所属した菊池をカモにしていた。
今季、本塁打のペースが落ちている大谷にとって得意の菊池を打ち崩して復調のきっかけを掴みたいところだが、逆にカモにされかねない。