今季の雄星は対左打者に強み発揮 カモにされていたエンゼルス大谷との再戦で返り討ち?
新天地に移籍した菊池の投球がレベルアップしているからだ。左腕はここまで8試合(36回3分の1)に登板し、2勝1敗、防御率3.47。打線の援護がなく、勝ち星に恵まれないとはいえ、まずまずの投球を披露している。
米野球データサイト「ファングラフス」によれば、直球の平均球速152キロはア・リーグの先発左腕で3位。最速157キロの直球と、今季から取り入れた高速スライダー(平均141.3キロ)、チェンジアップを武器に左打者に強さを発揮。延べ35人と対戦し、被打率2割、2本塁打で四球はわずか2個と、並み居るメジャーの強打者に立ちはだかっているのだ。
両軍による直接対決は今回以外にも8月27~29日に3試合組まれている。
大谷はメジャー4年目を迎えた先輩に返り討ちに遭いそうだ。