チームの新陳代謝は進むが…日本ハム近藤健介の気になる脇腹故障リハビリ状況
5月に入って8勝7敗、勝ち越して迎えた交流戦、10日の中日戦は勝利したものの、6勝10敗と負け込んでいるのが日本ハムだ。
それでも、新庄剛志監督(50)に言わせれば、今季は「トライアウト」の年。この期間に今季初昇格した左腕・福田俊(25)は2試合で3回を投げて無失点、遊撃手のドラフト9位ルーキー上川畑大悟(25)は14試合の出場で打率.340と存在感を示す。
10日は大阪桐蔭時代にエースとして甲子園を春夏連覇に導き、2018年ドラフト5位で入団した右腕・柿木蓮(21)がプロ4年目にして一軍初昇格するなど、好材料も生まれている。
勝敗だけにこだわらない新庄監督の方針でチームの新陳代謝が進む中、気になるのが主軸の近藤健介(28)の状態だ。先月4日の試合前練習中に右脇腹を傷め、戦線離脱。球団からは試合復帰まで約8週間の見通しと発表されていた。
「本当なら、そろそろ二軍の全体練習に参加するはずでしたが、打撃練習はまだ先送りになっているようです。脇腹はスイングに欠かせない部位。本人も球団も慎重にならざるを得ない。復帰の見通しはまだ立っていない状況だと聞いています」(球団OB)
不動のレギュラーが不在の間、若手連中はどれだけアピールできるか。