秋山翔吾の広島入りを後押しした「幹部手形」 球団本部長“コーチング込み”の打診明かす
3年総額5億円とされる大型契約で広島入りした秋山翔吾(34=前パドレス傘下3A)が1日、入団会見を行った前日に続き、マツダスタジアムで練習を行った。
2日からは二軍で調整を行い、実戦を経て、早ければ8日の中日戦で一軍に合流するという。
日米通算1476安打。松田オーナーからは「ボロボロになっても2000本打ってくれ」と激励され、「鈴木本部長も含めて、そういう言葉をいただけたのはありがたい」と感激の面持ちだった。残りは524安打。バリバリのレギュラーとして3、4年はかかる本数だ。
これは広島が古巣・西武、ソフトバンクとの三つ巴の争奪戦を制した大きな理由となった。さる球界関係者がこう言った。
■3年5億円の好条件だけじゃない
「西武の提示は1年短い2年だったともっぱら。ソフトバンクは広島の3年5億円以上の条件だったそうだが、来季以降、栗原らのケガ人が戻ってくれば、層が厚いチームだけにはじかれる可能性がある。つまり出場機会を重視したのです」