全英OPで「LIVゴルフ」参加選手“上位独占”なら影響必至 世界のゴルフ界が固唾を呑む戦い

公開日: 更新日:

 実は5月に全英2勝のグレッグ・ノーマンが特別枠での全英オープン出場を申し出たが、R&Aから拒絶された。この時、各国ツアーと歩調を合わせて「LIVゴルフ招待」への対決姿勢を鮮明にしたのか、と思われた。

 しかし、R&Aがノーマンを拒否したのは67歳という年齢が理由であり、「60歳以下の過去の優勝者」規定に沿ったのだ。

 その解釈でいけば、「LIVゴルフ招待」に参戦したフィル・ミケルソン(52)やルイ・ウェストヘーゼン(39)ら60歳以下なら過去優勝者の出場を拒否しないわけだ。

 メジャーである以上、世界のトッププレーヤーが参加しないことには盛り上がらない。「LIVゴルフ招待」に出場したとはいえ、ダスティン・ジョンソン、ブルックス・ケプカ、ブライソン・デシャンボー、パトリック・リードといったトップ選手が欠けたのでは、メジャーの格までも問われてしまう。

■メジャーは拒否できない

 全米オープン主催のUSGA(全米ゴルフ協会)が来年から本戦への予選免除規定の変更を示唆しているとはいえ、PGAツアーやDPワールドツアーが出場停止処分を下したのとは違い、他のメジャーも、来年以降、LIV参加選手を締め出すのは難しいと思われる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議