古江彩佳が米ツアー初V! 安定感抜群のショットメーカー大爆発、全英女子OPへ弾み
前週のエビアン選手権までのスタッツを見ても平均飛距離247ヤードは134位だ。しかし、フェアウエー(FW)キープ率82.9%は10位。ティーショットの安定感は光る。
パーオン率70.8(40位)、平均パット数29.8(48位)は特筆すべき数字ではないものの、この日はFWとグリーンを外したのは1ホールだけ。メンタルが強く、ここぞというときのパットを決める強さと粘りが真骨頂で、それを見せたのが、何度もピンチをしのぎ、決勝に進んだ5月のマッチプレーだった。
今回はリンクスにしては強い風が吹かず、ツアーの中では比較的距離が短いコースだった。そこでのバーディー合戦をモノにしたのは安定感が光る小さなショットメーカー。今週の全英の舞台は女子が初めて臨む難コースのミュアフィールド。古江のプレーが楽しみだ。