五輪汚職事件騒動の渦中に…“厚顔”山下JOC会長と札幌市長が「ゴマスリバッハ詣で」のトンデモ

公開日: 更新日:

■札幌市長は10月の訪独に合わせてIOC本部に

 秋元市長は札幌市と姉妹都市提携50周年のドイツ・ミュンヘンを訪ねる予定があり、その機会に合わせてIOC本部を訪問する予定だが、そうなれば渡航費は公費。バッハ会長へのゴマスリに税金が投入されることになる。

「1984年ロス五輪から『商業五輪』になったといわれていますが、当時はモントリオールで3000億円の赤字を出し、このままでは五輪が破綻するという危機に直面した。五輪を救うための商業化だった。それが次第に周りが儲けるための五輪になり、国は都市や街の活性化のためだとうたってむしろ積極的に税金を使うようになった。しかしその理屈は間違っている。そもそも、IOC訪問も札幌への招致も、国民からの了解を得ているわけでもないのに、理解できません」(小林氏)

 厚顔とはまさにこのことだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…