モナコ南野拓実がランス戦で1G・1A 現地取材をして「大きな転機」を目撃できた
「タキはハッピーだった」とモナコ指揮官
「拓実とは『普通にフリー過ぎ。ラッキーでしょ』と話しました」と敗戦の悔しさを少しだけ滲ませながら伊東は言うが、ゴールという結果には変わりない。南野自身は代表合流のために「時間がなくてすみません」と足早に去っていったが、クレメント監督が「彼のビッグスマイルを見たけど、タキはとてもハッピーだったと思うよ」と本人の胸中を代弁してくれた。
指揮官の評価も確実に上がった模様で、モナコで窮地に立たされていると言われた南野の立ち位置も、これで確実に変化するだろう。
日本の背番号「10」にとって大きな転機になるであろう一戦を現地取材できた幸運に感謝しつつ、筆者は試合後はモナコという赤いビールで乾杯。19日からの日本代表取材へと気持ちを切り替えた。