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菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

古江彩佳LPGAツアー2勝目逃す…グリーン狙うショットの距離感が合わなかったワケ

公開日: 更新日:

 逆にピンが手前に立っているとき、短めのクラブでショートしてグリーン手前の深いラフに入れるとやはりワンパット圏内に寄せるのが難しい。

 最終ラウンドの前半、古江はかなり苦労しながらも4アンダーまでスコアを伸ばし、通算17アンダーで3位タイ。それで米国本土で戦う自信を持てたはずだ。

 LPGAツアーでの古江のドライバーの平均飛距離248.58ヤードはランク136位である。もっと飛べばさらにスコアは良くなると考えて飛距離を伸ばそうなどとはしないほうがいい。今の飛距離でも正確なフェアウエーウッドで今大会でもイーグルを取っているのだから、正確なショットだけを心掛けたほうがいい。フェースの芯でボールをとらえれば飛距離も出る。だから、スイングをいじることだけはやらないほうがいい。

 ドライバーの飛距離は今のままで、イーグルの数を増やすには3番ウッドの練習量を増やしたほうがよいはずだ。

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