パドレス躍進に貢献ダルビッシュ好調の秘訣は研究分析 “陰の努力”がチーム全体に波及
パドレス躍進の裏にベテラン右腕ありだ。
ダルビッシュ有(36)がチームに多大な貢献をしていたというのだ。
今季、10年ぶりに16勝(8敗)をマークして健在ぶりをアピールしたダルは好調の秘訣について「より勉強するようになったから」と話している。
年齢的に、かつての力でねじ伏せる投球は通用しなくなったと判断したのだろう。少ない球数で長いイニングを投げるため、これまで以上に自身の配球、相手打者に関しての研究、分析に努めたという。
本人によれば、球団から配布されたタブレットを常に持ち歩いているそうで、球場のクラブハウスやベンチはもちろん、自宅でも食事時や、家族とだんらんしている時でも映像を確認することがあるそうだ。
登板日以外は、グラウンドで調整メニューをこなした後にビデオルームに入り浸るのは珍しくない。ベテラン右腕の研究熱心な姿勢に最優秀監督賞受賞3度のボブ・メルビン監督は「彼が好投を続けているのは、ハードワークと入念な準備のたまものだ。調整と準備に抜かりはない」と絶賛しているほど。