「しこ名」命名の傾向と特色…画数が悪いと自分で変更を申し出る力士も
■「漢字」で部屋のカラーが
それにしても、しこ名のつけ方も様変わりしました。昔は山、川、海などの漢字を使い、郷土のイメージがすぐに浮かぶしこ名が多かったです。
また、豊の文字がしこ名に入っていたり、双葉山の葉山を入れると時津風部屋の力士だとすぐにわかりました。私は大豊でしたし、そういえば大波3兄弟の祖父は若葉山でした。そうした部屋のカラーが出る漢字を今でも使う部屋はあります。
キラキラネームのようなしこ名や、外国人力士が増えてその国そのものがしこ名になっている力士も多く、ユニークになりましたね。=つづく