吉井監督率いる新生ロッテ「2005年の大躍進」再現なるか 18年ドラ1藤原恭大が4番抜擢の可能性

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■得点力重視

 そのデンで言えば、シーズン2位からプレーオフを制し、日本一になった05年のロッテは打線のつながりを重視していた。当時のバレンタイン監督は夏場以降、4番に俊足の好打者・サブローを配置。ワンヒットで4番が生還することもあり、この年はリーグトップの740得点。658点で2位のソフトバンクに大差をつけた。ロッテのチーム打率.282は、ソフトバンクの同.281とほぼ同じながら、得点力の差も順位を分ける要因となった。

 吉井監督は大リーグ・メッツ、帰国後のロッテ時代にそのバレンタイン監督の薫陶を受けている。05年ロッテも、前年4位からの大躍進。

 吉井監督のつくり上げる「新生ロッテ」もひょっとすると、ひょっとするか。

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