ナカジマジック=仰木マジック! オリ26年ぶり日本一は「ベンチ全員参加野球」の賜物
「みんなで潤う」を実践
そんな仰木元監督のもと、中嶋監督はリーグ優勝した95年は101試合、96年は98試合、主に捕手として出場、チームの連覇に貢献した。
「マネジメントできていたかは分かりませんけど、調子のいい選手を使って全員で戦う。これをシンプルにやっただけです」
試合直後にこう話した中嶋監督は、仰木元監督の「ベンチ入りメンバー全員参加型」の野球を身をもって体験して自らの財産に。監督として「みんなで潤う」というマジックのタネを実践し、チームを日本一に導いたのだ。