渋野日向子またまた“出遅れ癖”で首位に10打差発進…ここ3試合の初日は71位、41位、61位
ツアー関係者がいう。
「先週も今週の試合も、渋野について回るギャラリー数はダントツです。バーディーを取れば大きな歓声があがり、気持ちがいいでしょう。でも、ファンが願うのはやはり優勝。本人もわかっているだけに初日の出遅れは痛い。この試合は出場人数(78人)が限られ予選落ちがないものの、どんな選手でも初日に出遅れると2日目は予選カットが気になり、もう1つもスコアを崩せないと、守りのゴルフになってしまう。松山(英樹)が初日のプレーを重視するのは優勝争いを目指すには、最低でも首位に5打差ぐらいにつけていないと厳しい状況に追い込まれるからです」
関係者は続ける。
「渋野はここ2試合とも最終日に60台のスコアを出していますが、優勝に届くスコアを残せていない。この日、渋野と同組だった(2019年全米オープン覇者の)イ・ジョンウン6は、日本は毎週こんなにたくさんのギャラリーが入ることに驚いていたが、最終日の追い上げだけでは物足りないでしょう」
予選落ちはないのだから、2日目からはガンガン攻めるべきだ。