中日・高橋宏斗は貪欲な“奪三振マシン”! タフさなら佐々木朗希を超える

公開日: 更新日:

【「メジャー予備軍」若手3投手の諸事情】#1

 来春のWBCに向け、5日から行われる侍ジャパンの強化試合「侍ジャパンシリーズ2022」(5日・日本ハム、6日・巨人、9、10日・豪州)。今回選ばれた28人のメンバーには、村上宗隆ヤクルト)、佐々木朗希ロッテ)ら将来のメジャー挑戦を目標に掲げる選手が少なくない。その中から、日刊ゲンダイが独断で「将来のメジャー予備軍」として若手3投手を選出。メジャーの評価や彼らを取り巻く事情は──。

 ◇  ◇  ◇

「来春のWBCメンバーに入れるかどうかは微妙だし、本人もメジャーへの思いを公言したことはありませんが、同世代の投手の中ではモノが違う。ロッテの佐々木朗希には球速や球威、制球力はかないませんが、馬力があるし、体の強さ、タフさはむしろ、彼の方が上でしょう」

 さる球団のメジャースカウトがこう言う。

 186センチ、86キロの恵まれた体格から、最速158キロの直球に加え、フォークなどの変化球も一級品だ。

 一軍デビューを果たしたプロ2年目の今季は規定投球回には到達しなかったが、19試合に先発し、6勝7敗、防御率2.47。奪三振率「10.34」はセの先発投手で唯一の「10」超えで、高卒2年目以内の数字としては、日本ハム時代の大谷翔平(10.37)に匹敵する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された