森保ジャパンの“デュエル王”遠藤航が完全復活アピール「出るなら90分やるつもり」
11月21日
日本代表にとって、23日のドイツとの初戦まで残された調整は2回。森保一監督の戦術落とし込みも最終段階と言っていい。朗報は遠藤航と守田英正の中盤のダイナモの全体練習復帰だ。
特に遠藤は「もう普通に練習してるし、出るなら90分やるつもり」と脳振とうからの完全回復をアピールした。
「『もう一回やったらどうしよう』という不安はありますけど、それを気にしていたらサッカーできない」とドイツに向かっていく覚悟だ。
W杯が開幕してドーハ市民も動向に注目している。地元・カタールが登場した20日夜は行きつけのケバブ屋の店員も「カタールが負けてる」「エクアドルが2-0だ」と逐一戦況を追っていた。
2011年アジアカップ取材で1カ月滞在した時には、お祭りムードは皆無に近かった。
W杯の影響力の凄まじさを痛感させられる。
日本代表の練習もヒートアップ。20日の非公開練習時は、メディア用のプレハブまで選手が激しく要求し合う声が聞こえてきた。21日には、左足を痛めて別メニューの続いていた守田がフィジカル、ボール回しなどに参加。ドイツ戦出場は未知数だが、26人全員がようやく揃ったのはポジティブだ。