FA宣言の日ハム近藤をめぐりパ5球団熾烈争奪戦! 札束積んでも欲しい「選球眼」と「守備力」
それにしてもベラボーな金額じゃないか。
■「6年35億円規模」報道も…
中には「最大で6年35億円規模」の提示をした球団もあるという。海外FA権を行使して現在、日本ハムを含む西武、ロッテ、オリックス、ソフトバンクの5球団が争奪戦を繰り広げている近藤健介(29)に対する条件のことだ。
プロ11年間の通算打率は.307。好打者なのはだれもが認めるところとはいえ、2ケタ本塁打は昨年の11本のみと大砲ではない。それでいて楽天以外のパの5球団が札束を積んで獲得に目の色を変えているのはなぜか。
■選球眼がバツグンにいい
「他の一流選手と比べて抜けているのは出塁率の高さです。プロ11年間の出塁率が.413。ヒットを打つ技術が優れているうえ、選球眼がバツグンにいい。いわばアウトになりづらい選手は、メジャーはもちろん、日本のプロ野球でも高く評価されます」(日本ハムOB)
加えて意外なのが守備力の高さだという。